対談の様子は動画でもご覧いただけます(約24分)
「当たり前に日本の大学に進学するものだと思っていて、留学という選択肢すらなかった」。
石垣島の高校生が、お母さんが新聞で見つけた説明会をきっかけに、台湾留学と出会いました。
4期生のわかなさんです。
初めて中国語に触れた発音講座では、先生の音を真似できず「自分には向いていない」と本気で思ったそうです。
それでも授業後に先生に質問し、YouTubeで口の形や舌の位置を学んで乗り越え、高3の4月に本格的に始めてから1年経たないうちにTOCFLリーディングB2・リスニングB1。
出願した3大学の社会学系すべてに合格し、第一志望の国立東華大学では最初の1学期分の奨学金も獲得しました。
いまは台湾で、ピアノを借りに行った先の受付の方と、中国語で3時間話し込むこともあります。
本人との対談でお届けします。
この記事でわかること
まずは自己紹介から。
わかなさんがこの秋から学ぶのは、花蓮にある国立東華大学の社会学科です。
今日は4期生のわかなさんに来てもらいました。
よろしくお願いします。
さっそくですが、簡単に自分の名前と、これから行く大学と学科について教えてください。
わかなです。
石垣島出身です。
この秋から、国立東華大学の社会学科に進学します。
素晴らしい。
社会学科では、どういうことを学ぶんですか?
社会学科では、私の興味のあるジェンダーやセクシュアルマイノリティについて、詳しく勉強したいと考えています。
いいね。
台湾は日本と比べて、そういうテーマはけっこうオープンだから、学ぶのにすごくいいよね。
わかなさんは国立の東華大学に行くと決めたけれど、他にも受かっている大学があるんだよね。
はい。
まず1つが国立東華大学の社会学科で、しかも奨学金が、最初の1学期分が全額免除です。
すごいね。
もう1つが輔仁大学の、同じく社会学科。
そして東海大学も受かっていて、ここは奨学金が50万円です。
台湾だと、1年間の学費が50万円くらいだから、実質1年目が無料。
すごいね、奨学金を取りまくっている。
素晴らしい。
わかなさんが出願したのは、国立東華大学、輔仁大学、東海大学の社会学系の3学科で、すべて合格しました。
「社会学でジェンダーを学ぶ」という軸を最初に決めて、大学をそろえて出願した結果です。
国立東華大学は最初の1学期分の奨学金、東海大学は1年目の学費に相当する50万円の奨学金。
この中から、本人は第一志望の国立東華大学を選びました。
台湾留学を知る前、わかなさんの進路は「当たり前に日本の大学」でした。
きっかけは、地元の新聞でした。
台湾留学をどこかのきっかけで知ったと思うけれど、知る前までは、どういう進路を取ろうと思っていた?
もう当たり前に、自分は日本の大学に進学するものだと考えていて、留学という選択肢すらなかったんですけど。
台湾留学という道を知って、「もうこれだ」と。
「これだ」となった。
みんなやっぱり、当たり前に日本に行くしかないと考えているからね。
そもそも、どういうきっかけで台湾留学のことを知ったの?
最初は、母が新聞で、リッキーさんが石垣島で101の台湾留学説明会を開催するという情報を見つけてくれて。
自分が海外に興味を持っていることを知っていたので、「とりあえず話だけでも聞いてみない?」という感じで、母が誘ってくれました。
お母さんがきっかけだったんだね。
わかなさんは石垣島出身で、僕も石垣島出身。
石垣で直接場所を借りて説明会をやっていて、新聞にチラシを入れていたんだけど、それを見てくれたという形だったね。
そこで説明会を聞いて、「もうここしかない」と思った?
はい、思いました。
特にどういったところが、台湾に惹かれたところだった?
やっぱり、欧米と比べても留学費用も学費もすごく安いし。
自分は小学生のときに石垣市の派遣事業で台湾を訪れていて、そのときに台湾の方々の優しさにすごく感動して。
小学生以来、説明会に行くまで中学校のときは台湾に行っていなかったんですけど、ずっと台湾に対してはすごくいい印象を持っていて。
石垣島ともすごく近いし、歴史的にもいろいろつながりがあることを知っていたので、親近感もあって。
自分がまさか台湾に留学するなんて思っていなかったけれど、「よし」と思いました。
そうだよね。
台湾は本当に、みんな言うけれど、来たら好きになるよね。
1回行っているというのが、けっこう大きいよね。
石垣島は、台湾までの距離が東京よりずっと近い島です。
石垣市の派遣事業で小学生のときに台湾に行き、人の優しさに触れていたことが、わかなさんの「よし」を支えました。
選択肢を知らせたのはお母さん、背中を押したのは本人の中にあった台湾への親近感。
「留学という選択肢すらなかった」人でも、一度行ったことのある場所なら、決断のハードルは大きく下がります。
「これだ」と思っても、不安は消えません。
わかなさんの不安は2つあり、そのどちらも自分で答えを出していました。
説明を聞いたときはメリットがすごく多くて「これだ」となったと思うけれど、そうは言っても不安はあったと思う。
何がいちばん不安だった?
やっぱり、中国語での授業なので。
ちゃんと授業についていって、単位をきちんと取って卒業できるのか、留年して挫折して退学したりしないか、という不安は、正直今もですけど、ずっとあって。
あと自分はけっこう偏食で、苦手なものも多いので、食に関しても不安はあったんですけど。
でも、授業についていけなくて挫折してしまうんじゃないかというのは、自分の努力でなんとかなると思ったし、食べ物もまあなんとかなるでしょ、と思って。
不安だからといって一歩踏み出さないよりは、絶対に踏み出してみたほうが後悔しないし、自分の成長につながるなと思ったので、思い切って決断しました。
素晴らしいね。
本当にそれが大事だよね。
不安は、考えれば考えるほど、いろいろなことが際限なく生まれてくるからね。
不安もあるけれど、一歩踏み出して行ってみる、というのはすごく大事だよね。
授業についていけるかは、自分の努力でなんとかなる。
食べ物も、まあなんとかなる。
不安だから踏み出さないより、踏み出したほうが後悔しない。
わかなさんの不安の整理は、とてもきれいです。
中国語の授業についていけるか、は努力で解決できる。
食べ物は、慣れる。
「今もずっとある」と正直に言いながら、その不安を理由に立ち止まらなかった。
不安をゼロにしてから決めるのではなく、不安を抱えたまま踏み出す。
それが実際の合格者の姿です。
説明会のあと、まず短期のサマーキャンプへ。
そこから決断までと、101センターを選んだ理由を聞きました。
偏食と言っていたけれど、実際に台湾に来たとき、ご飯はどうだった?
食べられなかった?
説明会を聞いて、じゃあとりあえず短期留学に行ってみようと思って、高校2年生のときにサマーキャンプで10日間ほど台湾を訪れたときは、正直もう全然合わなくて。
本当に大丈夫かな、と思ったんですけど。
その後も、石垣市の派遣だったり、その他の縁で、サマーキャンプのあとも何回か台湾を訪れていて。
行くたびに、だんだん食べられるものが増えて、最初は苦手だったけれど「なんか美味しい」となってきて。
今は逆にルーローハンが大好きで、食べられなくなるから日本に帰りたくない、というくらい大好きな食べ物もできました。
あるよね。
俺も全然、台湾の食べ物が合わなくて。
八角という、台湾の料理に入っている香辛料がどうしても合わなくて、全然食べられなかったんだけど、食べるしかないから食べていくと、だんだん慣れてくるし、それどころか美味しくなって、今は大好き。
八角は、まだ食べられないです。
まだまだだね。
あと1年くらいしたら「大好き」と言っているよ。
何回も行く中で、本当に台湾の大学に行くと決めた、決断の時期はある?
高3に上がるタイミングで本当に真剣に考えたときに、やっぱり日本の大学よりも台湾の大学に進学する選択肢のほうがすごくワクワクしたし、自分の視野を広げたいという思いが勝ったので、台湾留学を決断しました。
素晴らしい。
エージェントはいろいろあると思うけれど、その中でも101センターを選んでくれた理由は何かある?
高2の短期のサマーキャンプで、スタッフの皆さんにすごくお世話になったし、皆さんすごく親切でフレンドリーで親しみやすかったのと。
101センターは、高校を卒業して入学するまでの間、台湾現地で中国語を学べるプログラムだったので、その点にすごく惹かれて、101にお願いしようと決めました。
ありがとうございます。
うちのプログラムは、高3の4月からオンラインで、夏休みは今度は1ヶ月間、長期のサマーキャンプに行って、夏休みが終わったらまた戻ってきてオンラインでやって。
卒業してからは、まさに今、9月の入学まで台湾で。
学習の半分近くを台湾現地で学べるというのは、すごく大きいよね。
高2の10日間は、全然合わなかった。
何回か行くうちに、今はルーローハンが食べられなくなるから日本に帰りたくない。
食の不安は、行ってみないと解消しません。
わかなさんは高2で10日間、その後も派遣事業や別の縁で何度か台湾に行き、行くたびに食べられるものが増えました。
決断の時期が「高3に上がるタイミング」だったのは、それまでに台湾を何度も体験していたからです。
説明会のあとすぐ4年間を決めるのではなく、短期で来て、確かめて、それから決める。
この順番を守った人は、あとで揺れません。
わかなさんが初めて中国語に触れたのは、高2の5月から3ヶ月間の発音集中講座。
そこで待っていたのは、絶望でした。
うちのカリキュラムに参加してもらったわけだけれど、具体的に授業はどんな感じで進んでいったの?
授業はやっぱり、先生が台湾人でネイティブなので、教科書に出てくる単語や文法の説明の信頼度はもちろん、教科書には出てこないけれどネイティブが使う台湾の中国語もたくさん教えてくれたので、説明も本当に分かりやすかったし。
何よりやっぱり、ネイティブの先生というのがすごく信頼できました。
高3のオンラインのときは週2回で、夏休みが終わってからは週4回、毎回3時間で。
正直ちょっときついときもあったけれど、グループでみんなで受ける授業だったので、みんなも頑張っているから自分も頑張ろうと思いました。
いいね。
何よりもネイティブが教えてくれるというのは本当に大きいよね。
先生が話すことは全部中国語だから、日本語で教えてもらうより大変だと思うけれど、最終的には自分の力になる。
グループレッスンで、同じ目標を目指す仲間と一緒に勉強できるのは、ときに励まし合い、ときに比べながらやれる、すごくいい環境だよね。
初めて中国語に触れたのは、高校2年生?
高校2年生です。
サマーキャンプは8月に行ったんですけど、その前の高2の5月からの3ヶ月間、101センターが提供してくださった発音集中講座を受講したのが、いちばん最初でした。
そうだね。
その3ヶ月は、中国語でいちばん大事な発音をめちゃくちゃ学ぶ。
これはけっこう役に立った?
はい。
そこはピンインだけを学んで、サマーキャンプの10日間ちょっとはお試しみたいな感じで。
本格的にやり始めたのは、高3の4月からうちに入って。
そこから1年以上経っているわけだけど、中国語は成長しましたか?
はい。
頑張っています。
今はすごくできるわかなさんだけど、中国語を習っていて大変だったこともあったと思う。
何がいちばん大変だった?
やはり、最初のピンインです。
いちばん最初の3ヶ月のピンイン講座のときは、頑張って真似するけれど先生の発音にならなくて、全然できなくて、正直絶望していました。
最初は本当に絶望して、もう自分には向いていないんじゃないかと本気で思ったけれど、このままじゃダメだと思って。
授業が終わったあとも先生にコツを質問したり、いろいろなYouTubeをたくさん見て、口の形とか舌の位置とか、一生懸命、必死で習得しました。
素晴らしい。
授業を受けているだけでうまくなるなら楽だけどね。
すごいのは、そこで絶望して終わるのではなくて、できるようになるまで頑張ろうとやったこと。
YouTubeは、発音のものも今はいろいろ載っているけれど、けっこうおすすめ?
おすすめです。
今もYouTubeはけっこう活用しています。
文法についてだったり、ネイティブの台湾人が教えてくれるYouTubeチャンネルをいくつかチャンネル登録して、文法動画を見てその例文を覚えたり、台湾の街中でインタビューしている動画を見て勉強したりしています。
頑張って真似しても、先生の発音にならなかった。
絶望して終わらず、先生に聞き、YouTubeで口の形と舌の位置を覚えた。
発音講座で「向いていない」と本気で思った人が、1年後にリーディングB2まで届いています。
差を生んだのは、絶望したあとの行動です。
授業のあとに先生へ質問する、口の形と舌の位置を動画で確かめる。
発音は、耳で聞くだけでも、真似するだけでも直りません。
どこで音を作っているかを知って、自分の口で再現する。
わかなさんがやったのは、まさにその作業でした。
TOCFLの結果は、リーディングB2・リスニングB1。
取ったのは台湾に来る前の、高3の2月でした。
検定で言うと、TOCFLは今どのくらい持っている?
TOCFLは、リーディングがB2で、リスニングがB1です。
すごいね。
これはいつ取ったの?
取ったのは、高3の2月です。
だから台湾に来る前でしょ。
高3の4月から本格的に始めて、1年経たないうちにリーディングがB2。
B2というと、英検で言えば準1級レベルだよ。
え、準1級ですか?
そうだよ。
すごくない?
ゼロから始めて、英語だったら絶対ありえないもんね。
ABCも分からないところから、この1年ちょっとでここまで伸びるというのは、本当にすごいね。
TOCFLの検定試験を取るというのは、大学に行く上ですごく大事だけれど、普段の勉強とはちょっと勉強法が違うじゃない。
検定に関しては、どういう勉強をしていた?
YouTubeで、TOCFLの公式チャンネルが出しているリスニング動画でリスニングを勉強したり。
あと、101センターのリッキーさんが文法解説をしている文法解説動画もすごくたくさん見たし。
単語も大事なので、教科書で習った単語がけっこういっぱい出てくるので、教科書の単語を頑張って覚えたり。
ChatGPTも使いました。
この文法を勉強したいから、自分で文を作って、それをChatGPTに添削してもらったりして、文法を勉強しました。
すごい。
AIネイティブ世代ならではの発想だよね。
間違った文を送ると、「これは違います、こういうふうに」と直してくれる?
本当に細かく直してくれるので、活用しています。
うちの文法動画も、教科書2冊分で200本くらいあるけれど、それもけっこう見てくれて。
ありがとう。
わかなさんの検定対策は、素材ごとに役割がはっきりしています。
リスニングはTOCFL公式チャンネルの動画、文法は解説動画と例文、単語は教科書、そしてChatGPTには「自分で作った文を直してもらう」。
AIに答えを出させるのではなく、自分の出力を直させる。
この使い方だと、間違えた箇所がそのまま自分の弱点リストになります。
高校に通いながらの1年で、リーディングB2に届いた理由です。
対談の時点で、わかなさんは4月から台湾で生活しています。
趣味のピアノが、思わぬ中国語の練習の場になっていました。
具体的に、今生活している中で、注文したり、台湾人の先生や友達と話すときは、けっこう話せている?
そうですね。
私はピアノが趣味で、4月にこっちに来てから、けっこうすぐ、1週間後くらいから、1時間500円くらいでピアノを借りて自由に弾けるところを見つけて。
1時間ピアノをよく弾きに行っているんですけど、そのときに受付の人とすごく仲良くなって。
今日の夜も行くんですけど、1時間の料金で3時間くらい、その人が仕事が忙しくないときにずっとおしゃべりに付き合ってくれたりして。
すごいね。
ピアノは1時間だけ弾いて、あとはもう話しているんだ。
そこが台湾の良さで、普通、日本だったら店員さんと喋り込むことなんてほとんどないじゃない。
台湾だと、「日本人なの?」「なんで台湾で中国語を勉強しているの?」とめっちゃ聞かれるから、そのフレンドリーさがめっちゃいいよね。
はい。
日本と台湾の文化の違いとか、話すことがいっぱいあって、文化交流も含めて。
自分の中国語は全然拙いんですけど、なんとか頑張ってお話しするように、アウトプットを意識して、おしゃべりに付き合ってもらっています。
いいね。
しかもそれが、まだ9月に入学する前だもんね。
入学する前に台湾に来て、こういう実践ができるのは本当にすごくいい。
台湾人のスタッフと2時間、3時間もお話しできるくらいに成長しているわけだから。
中国語ができる前と今では、話せる世界も変わっていると思うけれど、考え方や価値観で変わったところはありますか?
中国語が話せるようになって、台湾人のお友達もできたし。
まだまだ中国語のレベルは全然だけど、それでも外国語を使って日本人以外の人と会話できている、と思えたときに、すごく楽しいです。
そうだよね。
1年前、2年前には絶対想像できなかった世界じゃない。
それを今、台湾に来て生活している。
本当にすごいよね。
もっと自信を持って。
ありがとうございます。
1時間の料金でピアノを借りて、受付の人と3時間おしゃべり。
拙くても、アウトプットを意識して話す。
趣味が中国語の練習場になる。
これは台湾ならではです。
受付の方が仕事の合間に3時間付き合ってくれるのは、台湾の人の距離の近さがあってこそ。
「拙いけれどアウトプットを意識する」と本人が言うように、通じるかどうかを毎日試す場所を持てるかが、入学前の伸びを決めます。
教室で覚えた言葉を、その日のうちに誰かに向けて使う。
わかなさんは、それを趣味の延長で手に入れました。
中国語と並行して進めた志望校選び。
わかなさんのやり方は、徹底していました。
高3の4月から授業を始めていく中で、並行して大学も決めていたと思うけれど、志望校はどうやって決めていった?
志望校は、ひとまず台湾の本当に全部の大学の学科をとりあえず検索して。
自分は社会学が良かったので、社会学科のある大学を全部把握して、そこからカリキュラムや環境などを考えて決定しました。
すごいね。
全大学を調べた。
140校くらいあるから。
全部調べました。
すごいな。
社会学科があるのは、3分の1くらい?
そうです。
そこから1つ1つ、自分で調べながらスタッフとも面談して、台湾ではどういうレベルの大学かなども話しながら、最終的に花蓮の大学に行きたいと決めました。
なるほど。
志望校が決まって出願していくと思うけれど、出願の書類は本当に多かったよね。
どういうふうに作り上げていった?
まず自伝と学習計画書は、101センターが提供してくれたテンプレートと、自分の1つ上の先輩方が実際に書いたものをすごく参考にして、何回も見て、本当にすごく参考になりました。
テンプレートで、何をどういう構成で書けばいいかを全部用意しているから、それを見てもらって。
さらに、今は4期生だけど3期生、2期生、1期生がいるから、合格した先輩の実例もあって、それも見て書いた。
テンプレートがあるだけじゃなくて、添削もしっかりやっていると思うけれど、それはどういうやり取りをしていた?
1回目、自力で書いてみたものを送ったら、けっこう細かく添削してくださって。
「もっとここを掘り下げたほうがいい」とか、「導入をもうちょっとこういうふうに変えたほうがインパクトが強くなるよ」など、細かく添削してくれたのが、すごくありがたかったです。
テンプレートだけでは見えないところだけど、うちのスタッフはみんな、基本的に台湾の大学を卒業しているか、通っている子たちだから、どう書いたら台湾の大学に刺さるかが分かる。
その視点からアドバイスをもらえるのは、すごく大きいよね。
合格が1つ目に決まったのは、いつぐらいだった?
5月の上旬でした。
そうだね。
台湾留学のデメリットというか、なかなか決まらないんだよね。
9月入学だから、5月というと、同級生はみんな日本で大学生になっているから、すごく不安だと思うけれど、受かったときはどんな気持ちだった?
受かったときは、正直、第一志望は国立だったので、自分が合格できるか心配だったんですけど。
無事受かったと分かったときは、すごく嬉しかったです。
嬉しいし、安心もするよね。
いちばん最初に伝えたのは誰?
安心しました。
いちばん最初は家族に伝えて、それからすぐ101センターの皆さんに連絡しました。
そうだね、BANDのほうで「合格しました」と。
大体うちがちゃんと調べて「合格したよ」とみんなに伝えるんだけど、わかなさんの場合は自分で調べて、先に言ってくれたから。
おめでとう。
お母さんも喜んでいたよね。
台湾の全部の大学の学科を検索して、社会学科のある大学を全部把握した。
そこからカリキュラムと環境で決めた。
台湾には140校ほどの大学があり、わかなさんはその全部を自分で調べました。
私たちが面談で手伝ったのは「台湾でその大学がどういう位置づけか」という部分で、社会学科のある大学を全部把握してから絞る、という骨組みは本人の仕事です。
志望理由書の添削で「もっと掘り下げて」と言えるのは、本人がここまで調べているからでもあります。
第一志望が国立で、5月上旬まで結果が出ない。
その不安の中で待てたのは、選び方に納得していたからだと思います。
最後に、進学先を決めた理由、これからの4年間の目標、そしてかつての自分と同じように迷っている人への言葉を聞きました。
9月から入学すると思うけれど、この国立東華大学はどういったところですか?
国立東華大学は、花蓮にある国立の総合大学で、キャンパスは台湾一美しいと言われています。
世界各国から多くの留学生を受け入れていて、国際化にもすごく力を入れている大学です。
いいですね。
いろいろな大学を見た中で、東華大学にしようと思った決め手は何ですか?
国立東華大学には、東華大学独自のジェンダーのマイクロプログラムというプログラムがあって。
学科関係なく履修できるプログラムなので、ジェンダー問題に関心のある学生みんなで学び合える環境にすごく魅力を感じたので、東華大学にしました。
また、東華大学には私の入りたいピアノサークルがあったというのも理由です。
それから、高校のときに石垣市の派遣事業で花蓮を訪れたんですけど、そのときに雄大な自然と、本当に人が優しくて、その人の優しさにすごく感動して、花蓮が大好きになったというのも大きな理由です。
そうだね。
自分の目で実際に見て、肌で感じているからこそ、最終的にここにしたということだよね。
しかもサークルも入る予定。
イメージしづらいけれど、台湾の大学も日本と同じようにいろいろなサークルがあって、その中でピアノ。いいね。
これから4年間、やりたいことも決まっていると思うけれど、目標はありますか?
もちろん、ジェンダーやLGBTQ+について自分は詳しく学びたいんですけど、社会学科は幅広い分野を学べる学科なので、いろいろな分野について勉強して、自分の視野を広げたいと思っています。
あと、今は中国語を早く喋れるようになりたくて、中国語の勉強に全振りしすぎて英語をすっかり忘れてしまったので。
東華大学は世界各国からいろいろな留学生が集まっている環境なので、その環境を生かして、これからは英語も頑張って、台湾人以外の外国の友達も作れるように頑張りたいと思っています。
いいね。
中国語だけじゃなくて、英語を学ぶ環境もあるからね。
友達をたくさん作って。
最後の質問です。
台湾に来るとき、迷ったり悩んだりもあったと思うけれど、今これを見てくれている高校生の子たちもすごく悩んでいると思うので、行きたいけれど一歩踏み出せないという人たちに向けて、メッセージをお願いします。
自分は本当に食が心配だったけれど、本当に慣れるし。
ここまで偏食なのは自分以外あまり見たことがないくらいの偏食なんですけど、こんなに偏食な自分でも大好きになった台湾料理がいっぱいあるので、皆さん安心してください。
台湾での生活を満喫しているので、もっと多くの日本人に台湾の魅力を知ってもらいたいです。
一緒に頑張りましょう。
素晴らしいね。
不安なことも多いと思うけれど、来てみたら実際は慣れてくるし、全然問題ないということのほうが多いからね。
せっかくなら、みんなチャレンジしてほしいと思います。
以上になります。ありがとうございました。
ありがとうございました。
こんなに偏食な自分でも、大好きになった台湾料理がいっぱいある。
だから、安心してください。
東華大学を選んだ理由は3つ、ジェンダーのプログラム、ピアノサークル、そして高校時代に訪れた花蓮への思い入れ。
全部、本人の「好き」から出ています。
140校を調べたうえで、最後は自分の目で見た場所を選ぶ。
この順番だから、5月まで結果を待つ不安にも耐えられたのだと思います。
迷っている人へのメッセージが「食べ物」の話なのも、わかなさんらしい。
いちばん心配していたことが、いちばん好きなものに変わった人の言葉です。
「留学という選択肢すらなかった」本人に、お母さんが新聞の説明会情報を届けた。話を聞くだけで、進路が変わった。
先生の音を真似できなかった人が、授業後の質問とYouTubeで口の形と舌の位置を覚え、1年でリーディングB2。
授業についていけるかは努力で、食は慣れでなんとかなる。「今もある」不安を抱えたまま踏み出した。
文法を学びたいとき、自分で文を作ってChatGPTに添削してもらう。間違いがそのまま弱点リストになる。
140校の学科を検索し、社会学科のある大学を把握したうえで、高校時代に訪れて好きになった花蓮の大学を第一志望にした。
わかなさんのような合格を、あなたやお子さんにも。
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