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「日本の大学に行くと、1年で100万円近くかかってしまう」。
沖縄県外の国公立大学で国際系や外国語を学ぶつもりだった高校生が、学費をきっかけに台湾留学へ舵を切りました。
4期生のみくさんです。
中学生のときに「現実的じゃない」と一度は忘れた台湾留学を、お母さんが覚えていました。
中国語はほぼ初心者から、オンライン授業を始めて約半年でTOCFL B1を取得。
出願した4大学5学科すべてに合格し、国立台南大学・幼児教育学系では、学科で1人だけの全額奨学金に選ばれました。
お金のことでお母さんと喧嘩したまま迎えた合格発表が、家族の転機にもなりました。
本人との対談でお届けします。
この記事でわかること
まずは自己紹介から。
みくさんが9月から学ぶのは、幼稚園の先生や幼児向け教材につながる、幼児教育です。
今日は4期生のみくさんに来てもらいました。
よろしくお願いします。
さっそくですが、お名前と、進学する大学、そこで学ぶ学科を教えてください。
みくです。
大学は国立台南大学に行きます。
専攻は幼児教育学を勉強します。
幼児教育学というと、具体的にはどういうことを学ぶの?
幼稚園の先生になるか、幼稚園生向けの教材を作る会社に就職するための勉強です。
じゃあ、将来は幼稚園の先生を目指したい?
なりたいなと思っています。
みくさんは国立台南大学に行くことが決まったけれど、他にも合格している大学があるんだよね。
実践大学、亜洲大学、それから国立屏東大学。
すごいね、めちゃくちゃ受かっている。
しかも、さらに奨学金ももらっているんだよね。
今回の国立台南大学は、全額。
全額です。
しかも、この学科で選ばれたのは1人だけ。
1人だけです。
すごいね。
優秀だと認められている、ということだよね。
年間の学費がタダになる。
他の学校でも奨学金をもらっていたんだよね。
亜洲大学の奨学金をもらいました。
そちらは半額です。
国立台南大学は、もともと教員養成の師範学校として始まった歴史のある国立大学で、教育系の学科はその看板です。
みくさんが出願したのは、国立屏東大学(幼児教育・教育)、国立台南大学(幼児教育)、亜洲大学(幼児教育)、実践大学(家庭研究・児童発展)の4大学5学科。
「幼児教育を学ぶ」という軸を最初に決めて、大学をそろえたのが、5学科すべて合格につながりました。
合格した中で、国立の台南大学が学科で1人だけの全額奨学金を出してくれた。
ここで進学先が決まりました。
台湾留学に最初に興味を持ったのは、本人が中学生のとき。
けれど、そのときは話が終わっていました。
いまは大学が決まっているけれど、台湾の大学のことを知る前は、どういう進路を目指していた?
高校の学科が国際系だったのもあって、沖縄県外の国公立大学で、国際系とか外国語を勉強しようかなと思っていました。
台湾留学のことを知ったのは、いつごろ?
台湾留学に興味を持ったのは、中学生のときです。
でも「現実的じゃないな」とママに話して、それで終わったんです。
それをママが覚えていて、高校に上がったときに101のことをインスタで見つけてきて。
「説明を聞きに行こう」となって、説明会に行ってから決めました。
僕もよく覚えているんだけど、みくさんが高校2年生のとき、2年前に沖縄の浦添で講演会をしたんだよね。
会場の左のいちばん端に、みくさんと妹さんとお母さんの、すごく顔がそっくりな3人組がいて。
真剣に聞いてくれていたのを、めちゃくちゃ覚えています。
そこで話を聞いて、本当にいいなと思った?
面白そうだなと思いました。
ママのほうが本気だったので。
お母さんのほうが「もう行ったほうがいいんじゃない」という感じだったんだね。
本人より先に、保護者のほうが本気になるケースは珍しくありません。
みくさんの場合は、中学生のときに本人が「現実的じゃない」と片づけた話を、お母さんが覚えていて、高校入学のタイミングで説明会に連れてきてくれました。
保護者が「選択肢を見つけてくる係」を引き受けると、本人は「面白そう」から始められます。
進路の話は、親子で温度差があって当たり前。
どちらかが先に動けば、それで十分です。
面白そう、と思った一方で、不安もありました。
そして最後に背中を押したのは、現実的な数字でした。
それでも、いちばん何が不安だった?
いちばん不安だったのは、やっぱり中国語です。
自分の母国語じゃないし、大学に入るまでそんなに時間もないから。
どこまで喋れるようになるかな、ちゃんと聞けるかな、とすごく不安でした。
そうだよね。
英語なんて小学生のころからずっと習ってきて、全然喋れるようにならないのに、中国語を1年やっただけでできるようになるなんて、考えられないよね。
そんな不安もありながら、最終的には決断したと思うけれど、何がきっかけで本当に台湾に行こうと決めたの?
いちばんの決め手は、学費です。
日本の大学に行くと、どうしても1年で100万円近くかかってしまう。
「それはちょっと」とママに言われて。
それだったら、外国語を使って別のことを学べるのはいいなと思って、台湾に決めました。
説明会を聞いた時点で、けっこう決めていた?
説明会でいいなと思いました。
一応、日本の大学も探しながらではあったんですけど、ママが「行け行け」と言うので。
その年の夏休みにサマーキャンプがあったと思うけれど、そのときは参加しなかったんだよね。
迷っているのかなと思っていたら、その年のうちにまた面談に来てくれて、「行きます」と決めてくれた。
台湾に行くと決めて、サポートやエージェントはいろいろある中で、101センターに決めてくれた理由はある?
プランの中にサマーキャンプがあって、1ヶ月台湾に行って現地のことを知れるのと、サポートもあって安心だなと思ったので、101にしました。
決め手は学費。
「それだったら、外国語を使って別のことを学べるほうがいい」
「学費が決め手」と聞くと消極的な選択に聞こえるかもしれませんが、みくさんの言葉をよく見てください。
「外国語を使って、別のことを学べる」。
日本の大学で外国語を専攻するのではなく、外国語は道具にして、その先の幼児教育を学ぶ。
学費の制約が、かえって進路の輪郭をはっきりさせました。
台湾の国立大学の学費は日本の国公立大学より低く、みくさんの場合はさらに全額奨学金です。
お金の不安は、選択肢を狭める理由にも、広げる理由にもなります。
高校3年生の4月にオンラインで開始、夏休みは台湾で1ヶ月、9月から卒業までは日本でオンライン、卒業後は現地で。
中国語をどう積み上げたのかを聞きました。
高3の4月から、まずはオンラインで授業を始めて、夏休みは台湾に1ヶ月。
9月からは日本に帰ってオンラインを続けて、高校を卒業してから入学までのこの期間は、まさにいま、台湾で中国語を勉強しているところだよね。
プログラムの授業は、どんな感じで進んでいるの?
最初は先生も英語を混ぜて説明してくれていたんですけど、途中くらいから全部中国語になって。
それでも聞き取れるようになったので、成長をすごく感じられました。
発表もあるので、書く・読むだけじゃなくて、話す中国語もちゃんと身につくなと思います。
台湾の大学が日本と少し違うのは、レポートよりプレゼンがすごく多いところ。
うちの場合は中国語の検定を取るだけじゃなく、現地の大学で使えるようにするプログラムになっているから、そこはいいよね。
本格的に授業を始めた4月までは、ほぼ初心者?
高校の授業で第二外国語に中国語があって、発音とか声調とかを少しだけ、1年は勉強しました。
文法をがっつり学び始めたのは、オンラインを始めた4月が初めて。
そこからちょうど1年ちょっと経ったわけだけど、中国語は伸びた?
伸びたと思います。
TOCFLは、いまどのくらい持っている?
B1です。
去年の10月に取りました。
だから本当に、半年くらいでB1。
B1は英語で言えば英検2級レベル。
ABCしか分からない状態から半年で英検2級レベルというのは、英語だと考えられないよね。
しかもそれが10月で、そこからもう8ヶ月くらい経っている。
検定を受けていないだけで、いま受けたらB2とかC1も取れるんじゃない?
いけるかな……。
英語で言えば準1級、1級レベル。
ぜひ入学までに、もう1回受けてください。
受けてみます。
「途中から授業が全部中国語になった。それでも聞き取れた」。
これは偶然ではなく、授業の設計です。
最初は英語を混ぜて理解を助け、耳が慣れてきた段階で中国語だけに切り替える。
さらに発表を課すことで、読む・書くだけで終わらせず、話す練習を授業の中に組み込んでいます。
高3の4月に文法をゼロから始めて、10月にTOCFL B1。
高校に通いながらの半年で、ここまで届きます。
台湾にいれば、日常が中国語です。
けれど沖縄でオンライン授業だけの時期は、使う場所がありませんでした。
いまは現地で生活していると思うけれど、台湾人の友達はできた?
交流会に行ったときに会った人とおしゃべりしたり、一緒にバレーをしたりしています。
いいね。
それはもう、普通に話せる?
話すのはまだちょっと得意じゃないけれど、言っていることは分かります。
相手も日本語を勉強していて、お互い頑張って意思疎通しています。
台湾人は日本語を話せる人も多いからね。
めっちゃいっぱいいます。
中国語を学ぶ上で、いちばん大変だったことは?
台湾にいると日常の中で中国語がめっちゃ聞こえてくるんですけど、沖縄にいてオンラインだけだと、日常で使うことがないんです。
伸び悩む時期がありました。
でもバイトをしていて、そのときに来るお客さんに台湾人の方が多かったので、頑張って中国語を使って接客していました。
どういうお店だったの?
国際通りのお土産屋さんです。
沖縄は、そこがいいよね。
毎日のように台湾の人が来るから。
あえて中国語で接客して。
頑張って。
素晴らしい。
台湾の大学に進学するには、TOCFLという試験がすごく大事だよね。
TOCFLの勉強方法は何かあった?
勉強方法は、教科書です。
オンライン授業で使っていた教科書に文法がたくさん載っていたので、それをめっちゃ覚えました。
あとは、YouTubeにあるTOCFLのリスニング問題を、めっちゃ聞いて何回もやっていました。
やっぱりそうだよね。
中国語は、漢字や文法はある程度見れば日本人なら分かるけれど、リスニングが難しい。
何と調べると出てくるの?
「TOCFL リスニング問題」みたいに調べたら、いろいろ出てきます。
皆さんもぜひ見て、練習してみてください。
おすすめ?
おすすめです。
沖縄にいてオンラインだけだと、日常で中国語を使うことがない。
だから、国際通りのお土産屋さんで、あえて中国語で接客した。
オンラインで学んでいる時期に、多くの人がぶつかるのが「使う場所がない」という壁です。
みくさんは、それを自分で作りました。
バイト先のお土産屋さんに来る台湾人のお客さんに、あえて中国語で接客する。
教科書で文法を覚え、YouTubeでリスニングを鍛え、接客で口に出す。
入力と出力がそろって、初めて「聞き取れる」「通じる」に変わります。
沖縄でなくても、近所の観光地や飲食店を見回せば、中国語を使える場所は案外あります。
言葉が通じるようになると、人との距離が変わります。
みくさんが実感した変化を聞きました。
全然喋れなかったところから、けっこう話せるようになったと思うけれど、自分の中で変わったところはある?
友達が増えたな、と思います。
もともと友達を作るのが苦手ということはないんですけど、外国人となるとハードルが上がってしまって、どうしようとなっていました。
ある程度喋れると、あちらも頑張って話してくれるので、友達ができやすくなったなと思います。
コミュニケーション力も上がる。
上がります。
言語を学ぶ上でいちばん大事なのは、そのコミュニケーション力だからね。
友達とは、どんな会話をするの?
洋服がけっこう好きなので、今日は履いていないんですけど、赤いヒールを「どこで買ったの」と聞かれて、そこから話が広がったりします。
台湾人はめっちゃ褒めてくれるので、幸せだな、ハッピーだなと思います。
毎日ハッピー。
いいね。
「話すのはまだ得意じゃない」と言いながら、友達は増えている。
この2つは矛盾しません。
完璧に話せる必要はなく、ある程度通じれば、相手も歩み寄ってくれる。
みくさんの言う「あちらも頑張って話してくれる」は、台湾で暮らす日本人学生の多くが口にする実感です。
語学の目的が検定の級ではなく、人と仲良くなることに変わった瞬間に、伸び方も変わります。
中国語と並行して進むのが、出願校の決定と書類の準備です。
みくさんの基準は、はっきりしていました。
中国語の勉強と並行して、台湾の大学の出願も進めていたと思うけれど、志望校はどうやって決めていった?
いちばん重要視したのは、雰囲気です。
その地域の雰囲気とか、学校全体の雰囲気をいちばん見て、台北ではなくて台南を選びました。
沖縄とちょっと空気が似ていたのと、都会すぎるところはあまり得意じゃないなと思って。
静かそうで、あたたかそうな雰囲気の台南にしました。
4つ、5つ出したわけだけど、最初は学校の名前も知らなかったと思う。
どうやって調べて決めていったの?
まず見たのは、学校に置いてあった、台湾の留学できる大学が載っている雑誌みたいなものです。
ペラペラめくりながら「へえ」と思って、目をつけて。
その後ネットでも調べて、学校の紹介動画などを見て決めました。
志望校が決まって、出願の書類がめちゃくちゃ多かったと思うけれど、どう準備した?
自伝や学習計画書はテンプレートがあったので、それを見ながら、とりあえず紙にメモのように書き出して、頑張って文章にしました。
ChatGPTも使いながら、「ちょっと日本語がおかしい」というところを直してもらったりして作りました。
うちには、どう書けばいいかという自伝などのテンプレートがあって、先輩が実際に大学に受かったときの実例もある。
それを見て、ChatGPTも使いながら、ということだね。
他の細かい出願書類はどうだった?
どういう書類か分からないものは、1回Googleで検索して、それでも分からなかったらスタッフの方に連絡して「これって何ですか」と聞いていました。
そうすると教えてくれるので、「こういうことか」と。
自分でも調べながらね。
調べながらやりました。
「雰囲気で選んだ」は、立派な基準です。
大学のランキングや知名度で選ぶと、4年間暮らす街との相性が抜け落ちます。
みくさんは、都会すぎない、静かで、あたたかい、沖縄に空気が似ている、と自分の言葉で条件を持っていました。
国立台南大学・幼児教育学系の出願要件は、中国語がTOCFLのA2(基礎級)以上。
みくさんはB1で出願しているので、語学の面では余裕をもって審査に臨めました。
書類の準備は、テンプレートと先輩の実例、それにChatGPTと、分からなければスタッフに聞く。
一人で抱え込まないのが、5学科分の書類をそろえるコツです。
同級生が大学生活を始めているのに、自分の進路はまだ決まらない。
そんな春の終わりに、最初の合格が届きました。
最初の合格が決まったのは、いつごろだっけ?
いちばん最初は、たぶん4月の最後のほうです。
台湾に来てからだよね。
台湾で中国語を勉強しながら、同級生は大学に行っているのに、自分は決まっていないというのは、けっこう不安だよね。
めっちゃ不安でした。
悲しいし。
「いいな、みんな」と思って。
最初に合格が出たときは、どうだった?
最初の合格は滑り止めの私立だったので、「よかった」と。
大学には行けると思って、安心したのがいちばん最初です。
台南大学に受かったときは?
受かったときは、まず大前提として、ママとちょっと喧嘩していたんです。
そうなんだよね。
なんとなく、そう聞いていた。
喧嘩していたので、ママには直接言わずに、スタッフの方とママも入っているグループLINEで「合格しました」と報告しました。
そのときは合格したことしか知らなかったんですけど、その後スタッフの方から「奨学金ももらえるみたいよ」と連絡が来て。
嬉しくて、すぐママに電話して「奨学金取れた」と言ったら、「おめでとう」と言われました。
それで仲直りしました。
よかった、よかった。
大学合格が、つないでくれたんだね。
喧嘩していたから、直接は言えなかった。
「奨学金取れた」の電話に、「おめでとう」が返ってきた。
本人・保護者・スタッフが同じグループに入っているので、本人が直接は言いにくいときでも、合格という事実は同じタイミングで届きます。
そこにスタッフから奨学金の知らせが重なって、電話につながりました。
お金をめぐるすれ違いは、どの家庭にも起こり得ます。
その答えを出したのが、本人の合格と、学科で1人だけの全額奨学金でした。
最後に、進学先を決めた理由、これからの4年間の目標、そしてかつての自分と同じように迷っている人への言葉を聞きました。
これから通う台南という場所は、一言で言うとどんなところ?
あったかいところです。
人間性もそうだし、気候も全部あったかい。
あと、食べ物が美味しいと聞きました。
台南はご飯が美味しいと言うからね。
いろいろ受かった中で、最終的にこの大学・学科にしようと思った、いちばんの決め手は?
いちばんの決め手は、やっぱり奨学金です。
全部出るのが、けっこう大きくて。
喧嘩していた原因も、お金のことだったんです。
沖縄県の奨学金に応募していたんですけど、落ちてしまって。
それで喧嘩していたときに「全額」と出たので、「ここは運命だ、行くしかない」と思って、台南にしました。
学科自体はどこも同じような幼児教育で出していたから、その中で国立大学に、1人しかもらえない全額で評価してもらえたら、そこに行くしかないよね。
これから4年間通うわけだけれど、4年間で成し遂げたい目標はある?
目標は、4年間皆勤賞です。
病気をせずに毎日ちゃんと通って、休まずに、優秀な成績で卒業できたらなと思います。
中学・高校の6年に大学の4年を足したら、10年皆勤賞だね。
10年皆勤賞、目指します。
ぜひ目指して頑張ってください。
みくさんも、台湾に行くかどうかギリギリまで迷っていたと思う。
いまこれを見ている人の中にも、興味はあるけれど一歩踏み出せない人が多いと思うので、そういう人に向けて一言メッセージをお願いします。
やらないで後悔するより、やってみて「違ったな」という経験のほうが大事だと思います。
迷っているなら1回来てみて、それでも悩みが解決されなかったら、来ないという選択もありだと思うし。
来てみて「行けるかも」と思ったら、来ることが大事だと思います。
素晴らしい。
大事なのは、その「1回来る」というところ。
それまで、台湾に来たことはあった?
なかったです。
サマーキャンプのために、初めてパスポートを作りました。
そうだよね。
高校を卒業して急に台湾に行けと言われても、難しい。
サマーキャンプのように、大学に入る前に1回来られる機会があれば、ぜひ来て、自分に合うかどうかを見てみるのが大事だよね。
大事です。
皆さんも、迷っているのであればキャンプでも何でもいいので、一度参加してみてください。
今日はお時間をいただき、ありがとうございました。
ありがとうございました。
やらないで後悔するより、
やってみて「違ったな」という経験のほうが大事。
みくさんは、サマーキャンプのために初めてパスポートを作った高校生でした。
海外に一度も行ったことがない状態から、1年後には現地で友達を作り、国立大学に全額奨学金で進みます。
「1回来てみる」は、行くと決めることではありません。
合うかどうかを確かめに来るだけでいい。
合わなければ来ない、という選択も本人が言っているとおり、ありです。
確かめもせずに諦めるのが、いちばんもったいない。
中学生の「現実的じゃない」をお母さんが覚えていて、説明会に連れてきた。親子の温度差は、どちらかが動けば埋まる。
「外国語を使って、別のことを学ぶ」。学費が決め手でも、選んだ先に全額奨学金があった。
途中から授業が全部中国語になり、それでも聞き取れた。教科書で文法、YouTubeでリスニング。
沖縄でオンラインだけの時期は伸び悩んだ。国際通りのお土産屋さんで、あえて中国語で接客した。
都会すぎない、静かで、あたたかい、沖縄に似ている。台北ではなく台南を選んだ基準は、自分の言葉だった。
みくさんのような合格を、あなたやお子さんにも。
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